目的は達成できる。でも、代償は?
マッチングアプリで「ヤレる相手」を探している人は少なくありません。実際、出会い系に近いアプリや、ヤリモク歓迎のユーザーが集まりやすい場も存在します。
しかし、その場限りの関係を繰り返すことで、本当に満たされるのでしょうか?
この記事では「ヤレるマッチングアプリ」の実態と、なぜ安易におすすめできないのかについて解説します。興味本位の出会いが、あなたの心や信用にどう影響するのか。リスクや現実も含め、冷静に知っておきましょう。
「ヤレるマッチングアプリ」は本当に存在する?

「マッチングアプリ=真面目な出会い」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実はヤリモクで使われているアプリも少なくありません。ここでは、実際に「ヤレる」とされるマッチングアプリの実態と、ヤリモク成功までの流れを解説します。
ヤリモク利用者が多いアプリの特徴
ヤリモク目的のユーザーが集まりやすいアプリには、いくつかの傾向があります。
- 無料でメッセージが送れる
- 利用者の年齢層が若い(20代前半〜30代前半)
- 写真メインでスワイプ式のUI(Tinderなど)
- 出会い系アプリとして長年運営されている(ハッピーメール、ワクワクメールなど)
これらのアプリでは「気軽な出会い」や「すぐ会えること」を重視しているユーザーが多く、ヤレる確率も高いとされています。ただし、真剣な交際や長期的な関係を望むユーザーにとっては不向きであることも覚えておきましょう。
どのようなプロフィールや行動がヤリモクとされるのか
「ヤリモク男性」として女性側から警戒される人には、ある程度共通した特徴があります。
- プロフィールに「ノリで会いたい」「気軽に飲み友から」など曖昧な言葉が多い
- 写真がやたらオラオラ系 or 加工多め
- 会話のテンポが異常に早い(すぐにLINEや会おうとする)
- 深夜帯にメッセージが多い
一見チャラい印象を与えるプロフィールや、下心が透けて見える発言はすぐに「ヤリモク認定」されてしまうので要注意です。

真剣に出会いを探している人は、上記にあてはまっていないか注意!
出会えるまでの流れと注意点
ヤリモク目的で出会いを成功させるまでの、一般的な流れは以下のとおりです。
- アプリ内でテンポよくマッチング
- 会話を短期間で詰めて距離を縮める
- LINEやインスタなど外部ツールへ移行
- 夜の時間帯に会う流れに持ち込む
この流れを「ルーティン化」し、日常的にヤリモクで利用するユーザーもいるらしいですが、その背景にはトラブルのリスクや倫理的な問題も潜んでいます。個人的にはおすすめしません。
ヤリモク利用に潜む5つのリスクとデメリット


「ヤレるからいいじゃん」と軽く考えてしまいがちですが、ヤリモク目的でマッチングアプリを利用することには、見逃せないリスクが潜んでいます。代表的なデメリットは、次の5つです。
- トラブル(ストーカー化・逆恨み・暴露)のリスク
- アプリ側に通報・利用制限される可能性
- 相手と価値観がズレやすく、虚しさが残る
- 性病感染などの身体的リスク
- 本気の出会いを求めている人から敬遠される



正直、自分もヤリたいだけのときに使おうかと思いましたが、友人の体験談を聞いてやめました(笑)
トラブル(ストーカー化・逆恨み・暴露)のリスク
軽い気持ちで体の関係を持った相手が、あとになって執着してくることは珍しくありません。特に感情的になりやすいタイプの相手と関係を持った場合、ストーカー化やSNSでの暴露行為といった深刻なトラブルに発展するケースもあります。
「割り切った関係」のつもりでも、相手の受け取り方一つで事態は思わぬ方向に進んでしまうのです。



友人が痛い目見たのはコレ。いわゆるメンヘラ女性と関係を持ってしまい、鬼のようなLINEとか、逆恨み具合がすごかったらしい。
アプリ側に通報・利用制限される可能性
マッチングアプリの多くは、恋愛・婚活を真面目に支援することを前提とした利用規約を設けています。そのため、性的な目的が露骨に見えるメッセージや行動が通報されると、アカウント停止や強制退会になるリスクがあります。
一度でも違反者としてマークされると、他のアプリでも利用制限がかかる可能性があり、ネット上での信用を大きく損なう原因になります。



真剣に出会いを探したいと思っても、あとの祭りに…。
相手と価値観がズレやすく、むなしさが残る
「お互いに割り切っているから問題ない」と思っていても、実際には心のどこかにモヤモヤが残ることが多いものです。
特に相手が恋愛や交際を望んでいた場合、価値観のズレから喧嘩やブロックに発展することも。関係が深まることのない繰り返しの出会いは、結果として「なんのためにアプリを使っているんだろう」とむなしい気持ちになることがあります。
性病感染などの身体的リスク
気持ち的なものだけでなく、身体的リスクもあります。もっとも現実的で無視できないのが、性病のリスクです。コンドームを使用していても100%防げるわけではなく、梅毒・クラミジア・性器ヘルペスなどの感染報告は年々増加傾向にあります。
軽い気持ちの出会いが、自分の健康や将来のパートナーへのリスクにまで発展する可能性があることを忘れてはいけません。
本気の出会いを求めている人から敬遠される
一度でも「ヤリモク認定」されてしまうと、その後のアプリ活動に大きな影響が出ます。アプリ内ではスクリーンショットを共有されたり、裏アカウントで注意喚起されることもあり、誠実な出会いを望む人からは徹底的に避けられるようになります。目先の関係ばかりを追い続けることで、気がつけば本当に大切なご縁を逃してしまっていることもあるのです。
【注意喚起付き】ヤリモクに向いているといわれるマッチングアプリ3選


「とにかくヤレるアプリを知りたい」という人が多いのも事実です。実際アプリによっては気軽な出会いや、割り切った関係を求めるユーザーが多く集まっているものもあります。ここでは、ヤリモク利用者が多いといわれる代表的なアプリ3つ紹介します。
ただし、ヤリモク利用者が多い傾向があるだけで、ヤリモク専門アプリではありません。なかには真剣な出会いを求めている人もいます。また最近は、利用規定が厳しくなっているケースも多いです。本当に「ヤリモク」で利用するなら、あらゆる面でリスクがあることを理解したうえで利用しましょう。
- ワクワクメール
- ハッピーメール
- Tinder
それぞれ解説します。
ワクワクメール
ワクワクメールは、20年以上の運営実績をもつ老舗の出会い系アプリ。登録者数も多く、掲示板機能などを通じて「今から会える人」「ご飯だけ」など、目的別の出会いが可能です。実際に、割り切った関係を求める男女が多く利用している傾向にあります。
ただし、利用者数が多いゆえにトラブルや詐欺まがいのユーザーも少なくありません。アダルト色も強めです。
ハッピーメール
ハッピーメールも、ワクワクメールと並ぶ定番の出会い系アプリです。利用者が多いため、すぐにマッチングできる反面、遊び目的で使っているユーザーも多いのが特徴です。
プロフィール次第ではすぐにLINE交換やアポにつながることもありますが、それだけに警戒心が強い女性や、業者・援助交際目的のアカウントも混在しています。本気の出会いを求めるには不向きな傾向があるため、「遊びたいだけ」の目的で使う人向けといえるでしょう。
Tinder
Tinderは世界的に利用されているマッチングアプリで、スワイプして「いいね」を送るカジュアルな操作性が人気の理由です。日本国内でも20代を中心にユーザーが多く、気軽な飲みや遊び、ワンナイト目的で使う人も目立ちます。
特にプロフィールややり取りのテンポが軽いため、恋愛よりもまずは会ってみようという空気感が強いのが特徴です。その一方で外国人ユーザーも多く、文化や価値観の違いから思わぬ誤解が生じることもあるため、やり取りには慎重さが求められます。



初めて使ったときは、どんどんスワイプしていく仕組みにを斬新だなぁと感じたもんだ。
なお、どのアプリも「出会いやすい」反面、リスクや自己責任の部分が大きくなります。ヤリモク目的であっても、相手は「心のある人」であることを忘れてはいけません。使い方次第でトラブルの原因にもなるため、安易な行動は慎みましょう。
【悪用厳禁】アプリでモテるヤリモク男性の特徴とは?


マッチングアプリ上でモテるヤリモク男性には、いくつか共通する特徴があります。ここでは、警鐘を鳴らす意味も込めて、「なぜこうした男性がモテてしまうのか」を解説します。
- 清潔感と安心感がある
- 恋愛目的にも見える絶妙なプロフィール設計
- 距離感とユーモアも絶妙
- 返信が早くテンポの良い会話力
- 会ったあとのフォローがうまい
清潔感と安心感がある
外見に清潔感がある男性は、それだけで女性からの第一印象が良くなります。髪型や服装、口臭・体臭ケアなど、細かい部分にまで気を配っている男性は「ちゃんとしてそう」と思われ、警戒心を緩めやすい傾向にあります。また「いきなり会おう」と急がず、丁寧に会話を重ねてから誘う姿勢も、信頼につながります。
恋愛目的にも見える絶妙なプロフィール設計
ヤリモクでありながら相手に嫌悪感を抱かせない男性は、距離の詰め方がとても上手です。唐突な誘いではなく「話してて楽しいから会ってみたいな」といった自然な流れでアポを取ります。加えて会話のなかに軽妙なユーモアがあり、相手をリラックスさせる空気づくりも得意です。
距離感とユーモアも絶妙
ヤリモクと見抜かれにくい男性は、プロフィールに工夫しています。あまりにも遊び目的に見える内容は避けて「仕事も恋愛も大事にしたい」といった中庸な表現を用い、真剣な印象を装うのが特徴です。趣味や価値観に共感を誘うような記述も、女性の共感を得やすくなります。
返信が早くテンポの良い会話力
やり取りのテンポ感も重要です。モテる男性は相手からの返信にすぐ反応したり、共通点にリアクションを返したりと「ちゃんと見てくれてる感」を出すのが得意です。一見マメな人に見えるため「この人なら安心できそう」と女性側の判断を狂わせてしまうこともあります。
会ったあとのフォローがうまい
実際に会ったあとも、すぐに連絡を絶たず、むしろやさしく余韻を残すようなメッセージを送る男性は印象が良くなります。しかしそれはあくまで「次も誘うための布石」であることも。ここに情が移ってしまい、女性側が傷つくケースも多々あります。モテる=誠実とは限らないことを理解しておきましょう。
ヤレるマッチングアプリに関するよくある質問Q&A
- ヤリモク目的ってバレる?
-
女性は意外と敏感です。プロフィール文に曖昧な表現が多かったり、メッセージで距離の詰め方が早すぎたりすると「この人、体目的かも」と警戒されます。
特に「いつ会える?」「飲みに行こうよ」などの誘いが初期段階で出てくると、ほぼ確実にヤリモクと認識されるでしょう。相手も「目的」が似ていれば問題は起きにくいですが、そうでない場合は即ブロックされることもあります。
- 女性側にもヤリモクっているの?
-
いますが、おそらく少数です。女性でも割り切った関係を求めてアプリを使っている人は存在します。一部には「気持ちいいことができればOK」というスタンスの女性もいますが、目的が一致していないとトラブルの元になるため、見極めには慎重さが必要です。
- ヤリモク女性を見分ける方法は?
-
メッセージの内容とやり取りのテンポを見れば、おおよその判断が可能です。
- 男性の家に泊まりたがる
- 下ネタが多い
- プロフの写真の露出度が高い
- 遅い時間帯ばかり連絡してくる
こうした特徴が重なる相手は、ヤリモク女性である可能性が高いです。真剣な交際を望むなら、慎重に相手の言動を見極めましょう。
- 一夜限りの関係がバレたらどうなる?
-
相手との関係性やその後の対応次第で、大きなトラブルに発展することがあります。
「付き合うつもりだったのに…」「騙された」と感じた相手が感情的になると、SNSでの晒し・職場や学校への通報・報復的な行動に発展するケースも。
一夜限りと割り切っていたつもりでも、相手が同じように思っているとは限りません。軽はずみな行動が、あなたの社会的信用を大きく揺るがすこともあり得ます。
本当に求めているのは「ヤレる関係」?それとも「満たされる関係」?


マッチングアプリで「ヤレる」相手を探していたはずなのに、何人かと関係を持ったあと、なぜか心にぽっかりと穴が空いたような気持ちになる──そんな声をよく聞きます。
一時的な快楽は手に入ったとしても、それが「満たされた状態」とは限りません。ここでは、「体の関係」と「心のつながり」の違いを、改めて考えてみましょう。
- 一時的な快楽と引き換えに失うもの
- 心のつながりがある出会いとの違い
- 長期的に見たときに後悔しない選択とは
それぞれ解説します。
一時的な快楽と引き換えに失うもの
一晩だけの関係を何度繰り返しても、根本的な寂しさや虚しさは消えません。むしろ「こんなはずじゃなかった」「自分は何をしているんだろう」といった自己嫌悪や空虚感が蓄積されていくことがあります。
また軽い関係ばかりを求めていると、自分自身も相手から「軽い存在」として扱われるようになってしまう危険性があります。結果的に、自己肯定感や人間関係への信頼を損なう原因にもなりかねません。
心のつながりがある出会いとの違い
体の関係を持つこと自体は悪いことではありません。しかし、それが心のつながりの延長線上にあるのか、それとも手段として使っているだけなのかによって、満足感は大きく異なります。
本音を話せる相手、日常を共有できるパートナー、つらいときに寄り添ってくれる存在。そういった関係性でのスキンシップは、身体的な快楽を超えた深い安心感や幸福感をもたらしてくれます。体だけの関係では、そのような感覚を得ることは難しいでしょう。
長期的に見たときに後悔しない選択とは
短期的な欲望を優先するか、それとも自分の人生や人間関係を丁寧に築くか、それは個人の自由です。しかし将来的に「誰かと心から信頼できる関係を築きたい」「本当の意味で愛されたい」と思っているなら、今の行動を見直すことも一つの選択です。
ヤリモクでの出会いを重ねたあと、ふと立ち止まったときに残るのは、誰とも深くつながれていないという孤独感かもしれません。そうなる前に、自分にとって本当に必要な関係性とは何なのか、じっくり考えてみてくださいね。
【体だけの関係に疲れた人向け】おすすめの真剣系マッチングアプリ4選


ここでは、体目的の関係から卒業し、「将来を見据えた出会い」へとシフトしたい人に向けて、真剣度の高いマッチングアプリを3つ紹介します。
- Pairs(ペアーズ)
- Omiai
- with(ウィズ)
- マリッシュ
それぞれの特徴を解説します。
Pairs(ペアーズ)
ペアーズは、累計登録者数2,000万人超えの国内最大級マッチングアプリ。ユーザー層は20〜50代と幅広く、真剣な恋愛・結婚を意識している利用者が多く集まっています。
また豊富なコミュニティ機能や検索条件によって、価値観や趣味の合う相手を見つけやすいのも魅力の一つ。プロフィールやメッセージの質も高く、真剣な出会いを探している人には最適です。ペアーズについては、こちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。


Omiai
Omiaiは、恋愛よりも一歩踏み込んだ「結婚前提のお付き合い」を意識したユーザーが多いマッチングアプリです。
年齢層はやや高めで、20代〜30代の男女が中心。プロフィール審査や違反ユーザーの取り締まりも厳しく、安心して使える点もポイントです。
with(ウィズ)
withは、「価値観の一致」や「内面の相性」を重視した出会いができるアプリです。心理学に基づいた性格診断を活用し、ただの見た目マッチではなく本質的に相性が合う人と出会える工夫がされています。恋愛初心者や恋愛に慎重な人にも使いやすく、LINEのようなチャット感覚でやり取りができるのもポイントです。
マリッシュ
再婚、シンママ婚、シンパパ婚など、過去に結婚した経験を持つ人をターゲットにしたマッチングアプリがマリッシュです。50代、60代の利用者も多く、落ち着いた付き合いを求めている人におすすめです。ちなみに個人的に、マリッシュが一番相性が良かったです。優しくて穏やかな雰囲気の女性が多い印象でした。
マリッシュについては、以下の記事で体験談を解説しているので併せて参考にしてみてください。


まとめ
「ヤレるマッチングアプリ」は存在します。実際にそうした目的で利用している人もいますし、割り切った関係を求める女性もゼロではありません。しかし、それがあなたにとって本当に意味のある出会いなのかは、改めて考えてみる必要があるでしょう。後悔のない選択をしてくださいね。
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